24節気「清明」と降誕祭

新年度になりましたね。令和四年度が始まっています。
新年度になって一番最初に訪れる24節季が『清明』といいます。
大体4月5日前後だといわれています。

24節気の「清明」とは

春

24節気とは、一年を四季に別けて、その四季をさらに六つに別けたものでしたね。
では清明という節気はどんな日でしょうか。

一雨ごとに温かくなり、桜も咲き始め、道端の花々も咲き始めていますね。
清明の時期は万物が清らかで生き生きとした様子を表す時期です。
清浄明潔という言葉を省略して清明という名前が付いています。

人間も新年度が始まり、新生活になり気分一新で生き生きとし始める時期ですね。
春の息吹を感じながら散策するのにとてもいい季節ですね。空は青く澄んで温暖な気候です。

先祖供養の意味合いもあります

先祖供養

24節気のルーツでもある中国では、日本でいうお盆という要素もあります。
お墓へ行き、掃除をして、ご先祖様へ感謝を伝える。そんな時期だそうです。

この時期は外でのお墓参りもとても気持ち良く清々しい気分でご先祖様へ感謝を伝えられると思います。
ただ、乾燥していますので火の取り扱いはお気を付けくださいね。

この時期はお釈迦様の降誕祭

この清明の日を迎えると次はお釈迦様の降誕祭が行われます。
一般的には4月8日と言われていますが、諸説ありますね。

お寺によっては、花祭りや灌仏会(かんぶつえ)といった言い方をしています。
花御堂と言われる屋根に花を飾った小さなお堂に、誕生仏に甘茶を掛けてお祝いする行事です。

花まつり
花御堂

お釈迦様の誕生秘話

誕生仏

お釈迦様の誕生には様々な伝説があります。

有名なのは、
母親の右脇から産まれた直後に七歩歩いて、
右手を上へ左手を下へ向け、それぞれ人差し指を立てた姿勢で
「天上天下唯我独尊」と言った
という伝説だと思います。

この時の姿勢が、誕生仏になっています。

七歩とは

生まれた直後に七歩歩いた、とありますがこれは何を意味するのでしょう?

仏教では、六つの迷いの世界があると言われています。
この六つとは地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、人間界、天上界の六つです。

そう人間の上の天上界も迷いの世界と考えられています。
この六つの世界から一歩外れた世界、つまりは解脱した世界へ行く事を表しています。

天上天下唯我独尊とは

そして、天上天下唯我独尊です。
これには様々な解釈があります。
天上天下は、天の上にも天の下にも、という意味です。全世界、とでも略せますね。
唯我独尊は、人間一人一人に尊い目的がある。といった意味です。
全ての人間には一人一人かけがいのない存在であり、人間として生まれた目的がある。

清明とお釈迦様降臨祭です

4月5日が清明、4月8日が降誕祭です。
外が気持ちよくなってきた季節なので、外でゆっくりと自然を感じられると思います。

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